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2008/02/17

木の文化と環境フォーラム

 木の文化と環境フォーラムの研究発表会を聴講してきました。研究発表会というより、セミナーといったほうが良い内容です。木材の乾燥と変形について、目新しい情報ではありませんが、とても役に立つデータがあったので、記しておきます。

Photo

 木材の平衡含水率というのは、特定の温度と湿度の環境に長時間木材を放置すると、一定の含水率になりますが、その含水率を言います。左の表は温湿環境と平衡含水率の関係を示すものです。横軸の温度と縦軸の湿度の交わる所の線に記された数字が平衡含水率です。いろいろなサイトにもっと見やすい表がありますので、探してみてください。

屋内の年間通した含水率は7%~14%の変化にもなることになります。

 

もう一つ、木材の収縮率のデータがあります。収縮率は板目方向、柾目方向、長さ方向と板の方向によって異なり、また、樹種によっても異なります。

 一般的に、板目方向は柾目の倍伸縮し、長さ方向は柾目方向の10分の1の伸縮量です。カラマツでは板目材が含水率1%変化すると、0.31%伸縮します。10cm幅の壁板では、夏と冬で含水率が7%変化すると、2mm以上伸び縮みすることになります。いろいろな所で板の寸法変化があることを計算した上での設計が大切ですね。また、場合によっては使ってもらう方の事前の了解が必要ですね。

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