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2009/03/29

塗料評価

  植物油を塗料として使った場合の乾燥時間を改めて確認したいと思い、テストしてみました。エゴマ油のヨウ素価(乾燥しやすいかどうかの目安になる)が200程度とオイル塗料のベースに使われる亜麻仁油(リンシードオイル)よりも高く、最近食用油として身近に小瓶で販売されているので、お客様のメンテナンスも含めて、食器などの塗装にもっとも安心して使えるのではないかと思ったからです。クルミ油やグレープシードオイルも乾性油で、使ってはみましたが、ヨウ素価は150ぐらいで、乾燥には随分時間がかかります。

Photo  テストは板ガラスの上を、布に浸みこませた油を、さっと拭くように塗ります。あとは定期的に指でなでてみて、どの程度乾いているかをチェックします。
 試験したのは、深山工房でよく使っているリグナF、AFM社のペネトレーティングオイル、食用油のエゴマ油、フライパンでボイルしたエゴマ油、市販塗料で100%エゴマ油というオイル(随分前に知人からいただいたもの)です。
リグナFとAFM社の塗料は乾燥時間はオーバーナイトという触れ込みですので、半日で乾燥しました。エゴマ油の塗料は2日ほどで乾燥しました。自分でボイルしたエゴマ油は3日、食用のエゴマ油は6日かかりました。もちろん、温度、湿度などの環境によって変わるはずですが。
 深山工房では、耐水性を要求されるものや食に関わる道具には玄々化学の「bio」を使ってきましたが、お客様でのメンテナンスのし易さや木の種類によって変わる製品の質感を高めるなどの要素を考慮してエゴマ油などを使い分けようかと思います。

 

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