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2010/12/15

木の話し アサダ

 仕事で使う木など、身近な木について、とりとめのない話を始めましょう。
初回はアサダです。

 技術専門校での最初の実習テーマは鉋の刃の研ぎだった気がします。その成果を試す作業がアサダの板を削ることでした。堅い木で、苦労しましたが、反面その質感に魅せられました。その後、家具製作実習の最初のテーマに袖机の製作があったのですが、その時の材料にアサダの木を選んだのでした。また、木工の仕事を始めるに際して、最初に買った原木がアサダとミズナラであり、アサダは因縁の樹というわけです。カバの仲間で、比重が大きく、堅い木ですが、削り心地はなかなか良くて、鉋で仕上げた赤みの強い削り肌は魅力的です。小物商品の一つとして箸を作っていますが、その素材は、美しく、手触りが良く、水に強く、使っているうちに折れない、曲がらないなどの特質を要求され、気を遣いますが、アサダは安心して使える素材ではないかと思います。
 生きた樹としては、少々偉容な風貌を持っています。大きなうろこがはがれかけたような樹皮を持っているのです。塩尻の床尾神社には幹周り3mを越えるアサダの樹があり、圧倒されます。

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