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2011/01/26

木の話し ハンノキ

Hannoki


 深山工房の周辺の木といえば、なんと言ってもハンノキです。写真は今朝のハンノキですが、天をつくように伸びた樹の上につけた花と球状果が見えるでしょうか。もう、とっくに花をつけていて、そろそろ花粉を飛ばし始めます。湿地に強い木で、工房周辺では、過密な木同士が光を求めて競争で上へ上へと伸び、遙か上の方で葉を広げ、花を咲かせます。
 太い木は胸高直径40cm以上のものもあって、倒した木は家具材になります。カバの木の仲間の特徴で、柾目に切ると放射状組織が美しい模様を見せます。栄養価が高いらしく、倒した木はそのまま放っておくと、すぐに菌や虫にやられてしまいます。伐採した樹は、早めに板に挽いて、樹皮をむいて、風通し良く桟積みしておくことが肝要です。
 栄養価が高い事は、腐りやすい反面、きのこのほだ木として都合が良いわけで、工房周辺の枯れた木には至る所ムキタケが発生します。径10cm程の木にナメコの種菌を打ってやると、これでもかと言うぐらい沢山のナメコが出ます。化学肥料が全盛となるまでは、工房周辺は草刈り場として使われていたということで、ハンノキは枝や落ち葉が良い肥料として使われていたとのことです。また、特徴のある形をした球状果は草木染めの染料としても使われていたようです。

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