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2012/02/02

はらきり記

身の回りの道具も使うほどに消耗したり破損したりで、修理しながらつかいます。人の体も齢を重ねるごとにあちこち綻びが出るのは道理ですから、本体がまだ大丈夫なうちは修繕して使うことになります。
今回、私も鼠蹊ヘルニア(いわゆる脱腸)という症状がでて、体調を改善すべく補修手術をすることになりました。下腹部、足のつけねの鼠径部というところで、腹膜や腸の一部が筋膜の間から皮膚の下に出てくる症状です。下腹部の一部がぷくっと膨れた状態になります。腹を切り、その筋膜の隙間に栓をして、網を被せるというのが対処法です。家具の一部を修繕するようなもので、盲腸の手術より大したことはないのでしょう、切ったあとの縫合部の回復を待つほうに大方の時間がかかったのではないでしょうか?一週間の養生でした。
 普段の生活は山の中の田舎暮らしですから、何から何まで面倒を見てくれる病院の暮らしはありがたいものです。清潔な環境、バランスのとれた食事、不具合をサポートしてくれる介護。こんな環境によって短期間に確実に治療がされるわけですが、その副作用として、自活能力は劣化することになります。腹筋はもとより脚の筋力は衰え、尻の肉は目に見えて弱くなるようです。そこで大切になるのがリハビリということなのでしょう。
考えてみると、日常の生活でも、便利さを求めて、いろいろな生活を補助する環境が普及していますが、これらが一方で人間の能力を削ぐ役割も果たしていることを警戒すべきだと、改めて思いました。

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コメント

手術と一週間の入院とのこと、お疲れさまでした。
一週間くらいだと良い休養ともいえますね。
確かに至れり尽くせりの病院は別世界のようですよね。
無理をしないように春にはまだ時間がありますのでゆっくりリハビリしてください。

投稿: rieko | 2012/02/19 21:19

 お気遣いありがとうございます。そろそろ春に向けての作品作りをしないと、見てもらえるものが...
春になったら山歩きが出来るようになるのを楽しみにしています。

投稿: 和春 | 2012/02/20 08:52

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