« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012/10/23

曲げ木

 Kさんの段取りで曲げ木にトライしました。

曲げる木は椅子の後ろ脚と背板、素材はクリとクルミですが、乾燥材なので一晩水に浸けておいたものです。38mmほどの棒材と厚さ5~8mm幅10cmほどの薄板を曲げることになります。


Photo_6

欲しい曲率に曲げるための型です。手前が背板用、向こうが後ろ脚用。

Photo

曲げるために蒸すための容器です。ステンレス製です。 

Photo_2

容器に水を入れ、材が水に浸からないよう下駄を沈めて、その上に後ろ脚と背板を入れます。

Photo_3

背板は5~8mmの厚さなので、20分ほどで取り出し、曲げ型に片側はめ、体重をかけて曲げます。

Clamp

曲げたら、クランプで固定します。

Photo_4

一時間ほど放置乾燥させ、型から外して、乾燥用の治具に再セットします。型から外すとスプリングバックするので、クランプで再度曲げながら乾燥用の治具にセットします。

Photo_5

後ろ脚は1時間ほど蒸してから取り出し、曲げ型に一端を挿入し、上から体重をかけながら曲げます。

Finish_3

曲げたら、クランプで固定します。もう一つを反対側で曲げ、クランプで固定します。

Finish

 写真は椅子の背板ですが、曲げて乾燥治具の両面ににセットし終わったものです。


Finish_2

 後ろ脚を曲げて少し乾燥したものを、PPバンドで締め(クサビで締め上げます)、クランプを外したものです。

これらの状態で、ひと月ほど乾燥させ、使用します。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/22

まるごと収穫祭

 晴天に恵まれ、紅葉の八ヶ岳がくっきり見える中、八ヶ岳農場で「まるごと収穫祭」が行われました。

深山工房は、3年目の恒例箸削りの体験を行いました。四角の箸の面をとって塗装まで仕上げるものでした。硬いアサダの木で、ちょっと手ごわいのですが、皆さん良いものが出来て、自分で削ったものに満足されている表情に自分もうれしくなりました。

Hasi
 
 
お隣は割り箸ゴム鉄砲の製作です。賑やかな製作風景に会場が明るくなります。

Gomu


こちらは、ドライフラワーでのリース作り、生花のような鮮やかな花が緑の輪に飾られて、華やかな作品が出来て行きます。

Flower

粘土だんごの「光るたま」も、子供たちに大人気。出来上がった「光るたま」を自慢そうに見せてくれる女の子がとても可愛いいかった。

Hikarutama

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/16

能登島手まつり(のて) に参加して

Dscn6985
 
 イベントの前後一日ずつ移動日を入れての能登へのクラフトツアーから帰って来ました。山の中で生活している私達にとって、「のて」の会場は飽くまで明るく、おおらかな場所でした。穏やかな内海を正面に望む芝生の高台に、ゆったりとレイアウトした会場と、ここに移り住んだクラフトの好きな若いスタッフの動きがそう感じさせてくれるのでしょう。家族旅行村Weランドの、行き届いた管理と、その割にはおおらかに使わせていただいているように感じられるのも、大きいことと思います。
それから、普段製作スケジュールに追われ、ついアクセクしてしまう自分にとって、売るつもりがあるのかと疑いたくなるほどのんびりと展示を楽しんでいる出展者が、とても魅力的な作品を展示していたりするのも羨ましい限りです。自分も初心に帰って、遊び心に富んだものにチャレンジしたいと思いました。
 「のて」への参加は3年目ですが、毎度天気に恵まれ、島には海の幸がいっぱい、参加させていただける限りは続けていきたいと思っています。


Dscn6993

 今回、深山工房は時計と独楽としおりを並べました。このおおらかな場所には時計と木の葉のしおりがお似合いのようでした。


Dscn6989

 能登島はガラス美術館やガラス工房などがあり、ガラスの里という土地柄で、出展者はガラス作家の方が多いのですが、今回の出店のお隣さんも、かって能登島で仕事をしていたとかで、ご夫婦のガラス作家さんでした。色の配色が一番の個性のようでしたが、無色の器が私の感性にあいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/11

箸のメンテナンス

 今回、クラフト市で、前に買った箸が使いやすいので、また欲しいという方に何人かご購入いただきました。箸は毎日使うものでもあり、曲がったり折れたりという心配もあり、難しい商品です。ですから、こういう話を伺うと余計嬉しくなります。
また、昨年買っていただいた方から、白くなってカビがついちゃったということで、メンテナンスを承りました。洗って、風通しの悪い状態で放置すると、どうしてもカビてしまうのは、オイル塗装の木の箸の宿命です。特に小口部分は水分を含みやすいので、良く乾燥するようにしてやる必要があります。また、水洗いを繰り返すので、どうしても油分がぬけてしまいます。時々オイルを含ませてやると、長い間美しく、カビにくくなります。
オイルはオリーブ油やサラダ油でも良いのですが、乾燥しないので、長い間少々べたつくかもしれません。塗ったら、良く拭きとってください。えごま油やくるみ油は乾性油といって、乾いて固まる性質を持っています。深山工房では乾燥の早いえごま油を使っています。食用のものは一週間ほどかかりますが、塗料として処理したものは2日ほどで固まります。しっかり乾燥させたものの方が効果が長持ちするようです。

Photo_2

写真はアサダの箸で、再塗装する前の箸(上)とサンドペーパーをかけて再塗装した後の箸(下)です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012/10/09

クラフト市報告

 先週末は八ヶ岳自然文化園でのクラフト市に出展しました。例年寒さに震えることが多いのですが、今年も2日めは風もあって、少々震える一日でした。とはいうものの、やはり体育の日前後は晴れの特異日というだけあって、天気に恵まれ、良いイベントだったと思います。
今回、深山工房はテーブルと椅子を前面に出して、家具工房を強調したつもりです。クラフト市に大物を持ち出すのは大変なわりに売上に結びつかないせいか、少なくなりましたが、じっくり見てくれる人も何人かいて、少しは楽しんでいただいたようです。自分で木工をされる方にとってのほうが興味深かったかもしれません。

Photo


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »