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2013/09/08

箸作り体験

 八ヶ岳自然文化園で行われる「クラフトマンとあそぼう」の体験イベントで、八角の箸作りを予定しているので、材料作りを始めた。箸は単純な形ではあるけれど、良い箸を作るにはなかなか奥の深い技術が必要だ。
 まずは材料である。水につかったり、乾いたり、囓られたりと過酷な条件で使われるので、箸先が曲がらないよう、変形の少ない素材が必要だ。今回は、アサダというカバの仲間の木を使う。日本の木の中では、硬く、比重の重い木の一つだ。更に、木目が斜めになっていて途中で切れていると割れやすいので、木目の素直な木を選ぶ。

  まずは、箸に必要な厚さ、長さの板を作る。
 次に、箸の先が細くなるように角度をつけて相欠き加工をした抑え治具で抑えて、テーブルソーで縦挽きする。挽いた材をもう一度同じように挽くと、概ね箸の形の素材になる。この時、箸先の木目がなるべく真っ直ぐになるように木目を見て切る方向を考慮しながら加工する。 Photo

 

 この丸のこの加工で、概ね箸の形にはなっているが、4面の平面と先端の寸法を出すために、2面をプレーナで加工し、残りの2面を、ルーターで加工する。仕上げ形状に斜めに相欠き加工した治具に取り付け、しっかり抑えて加工する。これで、四角い箸としては概ね加工が出来上がる。 Photo_2

八角箸は更に4つの稜を面取りすることになる。

 「クラフトマンとあそぼう」での体験は、この4面を加工した段階の材料を固定台に置き、カンナで面をとる。
形が出来上がったら、自分の使いやすい長さに鋸で切り、全体をサンドペーパーで仕上げる。長さや先端の太さを自分好みの箸にすると良いだろう。
 最後に、エゴマ油で塗装して出来上がりだ。乾燥するまでは数日かかるので、持ち帰ってから風通しの良い場所で乾燥して、使用可能だ。



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