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2015年2月の3件の記事

2015/02/21

散歩

 雨水を過ぎ、今日は移動性高気圧に覆われて暖かい陽気になったので、雪の中を散歩に行ってきました。近くのエコラの森まで出かけ、スノーシューで間伐されて疎林になった林を、樹を見て回りました。

Dscn9083 枯れた葉が残っていて、この辺りでは珍しいなと思って近づいてみました。

Dscn9084 葉を見ると、クヌギのようです。この辺りでは珍しい樹ですね。苗を植えた樹でしょうか。

Dscn9085 この樹もクヌギかと思ってみると、こちらはコナラでした。

Dscn9082 カエデの樹が株立しています。

Dscn9087 樹形からはコブシでしょう。

Dscn9075 今日は、けものの足跡が少なかったのですが、ネズミです。 歩いていると、ノウサギが跳びだしてきました。写真を撮りそこねましたが、まさに脱兎の表現そのままに跳ねて行きました。

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2015/02/16

ハンノキスツール

深山工房は地下水位の高い林の中にある。そんな環境のため、周りの木は、ハンノキ、タモ、クルミ、ハルニレなどが多い。中でも圧倒的に多いのがハンノキである。家具材としては一般にはあまり使われないけれど、我が家では、身近に手に入る用材として、いろいろに使っている。ハンノキを使って板座のスツールを組もうと、その性質を評価してみた。スツールは、座板と脚、脚と貫を丸ホゾで組む構造である。

Alderstool

強度はどうだろう。
 一番問題になりそうな曲げ強さを、良く使われる樹種と比較すると、
ミズナラ100、クリ78、タモ93に対してハンノキは83(単位はMPA)である。極端に厳しい設計をしなければ曲げ強さは問題ないだろう。

ホゾとホゾ穴の勘合の強度に影響する乾燥による寸法変化はどうなるだろう。
 天然乾燥したハンノキは、平衡含水率の状態だと考えられる。環境湿度と温度によって平行含水率は変わる。(http://www.mokuzai.com/in_di-8)。深山工房の環境では、夏の温度20°C湿度80%で含水率17%、冬の温度0°C湿度40%で含水率8%ということになる。実際、屋外で天然乾燥した板を測定すると概ね含水率は15%〜20%である。冬の室内で、気温20°C湿度30%とすると、天然乾燥した材を冬の室内に持ち込むと、含水率6%まで下がることになる。含水率が10%程度変化することになる。
ハンノキの収縮率は、半径方向には含水率1%あたり0.12%、接線方向には0.3%。(https://www.jawic.or.jp/kurashi/jtree/k31-hannoki.htm)だという。繊維方向には一桁小さいから、収縮は無視することにする。脚のホゾをφ25とする。脚のホゾを収縮率の小さい半径方向を座板の繊維方向に組む。座板の穴の繊維方向の寸法は変わらないとみて良いから、含水率10%分乾燥するとホゾの径が縮む分25mm×0.0012%×10=0.3mmクリアランスが広がる。
同様に、脚と貫のホゾをφ18とすると、約0.2mmクリアランスが広がる計算になる。
木材をしっかり乾燥させることが如何に大切かがわかる。我が工房では、ホゾ穴の径よりホゾ径をこの程度大きくして加工し、組む直前にホゾをしっかり乾燥させることで、乾燥しても緩まない椅子を作ることにしている。

 この辺の事情を踏まえて、今回、玉切りしたハンノキの中の素性の良い木を使って、スツールを作ってみた。ほとんど生木状態の木である。生の木は柔らかく、銑(ドローナイフ)でスカスカ削れる。ホゾとホゾ穴もプラグカッターとドリルで加工しておく。加工済みのスツールを室温20°C、湿度30%ほどの室内で乾燥させる。小口には割れ防止にボンドを塗っておいた。

 含水率30%ぐらいまでは、組織の間の自由水が抜けていくだけなので、ほとんど寸法変化は無い。一週間ほどすると含水率が30%程度になり(我が家の含水率計は30%以上は測定出来ない)20日ほどで10%以下になった。(室温10〜20°、湿度30%前後)25cmの座板の幅が5mm縮んでいた。

今回は、生木でホゾとホゾ穴を同じ径で加工していたので、乾燥後、座板に組んだ脚のホゾには上からクサビを打ち、脚と貫もクサビを使って地獄ホゾにして組んで、きつい嵌め合いにした。上の写真は完成したスツールである。



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2015/02/12

郵便受け

 立春を過ぎたけれど、この冬は毎週のように積雪があり、北側の小屋の屋根には30cmを超える雪が積もっている。とはいえ、今週は5cmほどの積雪で、昨日の暖かさと日射しの強さで、埋もれていたものが大分頭をもたげてきた。

去年見舞われたようなドカ雪に備えて、この冬、郵便受けを移動して設置できるように新しく作りなおした。車が入ってくる道の除雪が間に合わなくなったら表通りに移動するつもりだが、まだ家の前の夏の位置に設置してある。このまま春になると良いのだが。

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