春の妖精?
このところ周りの木の葉が落ちて林の様子がすっかり冬模様で、森林作業の気持ち良い日が続いています。自分の体力がますます弱くなるのを補うように、道具を工夫するのは楽しい作業です。
丸太を掴むトングという商品を便利に使っていますが、これを利用して「丸太ころがし」を作りました。「丸太ころがし」は昔からの林業の道具で、ガンタと呼ばれています。
トングの爪の一つを使って、それに柄と柄に固定の棒をつけ、爪とその棒の開閉で丸太を掴み、テコの原理で丸太を回転させます。丸太を回転させ、下に敷いた短い枕木の上に乗せれば、地上から浮かすことが出来て、チェーンソーでの玉切りなどに好都合です。
林の作業をしていたら路の脇にニリンソウが一輪咲いていました。春先一斉に花開くはずの花は「春の妖精」と呼ばれますが、それが今頃花をつけるとは。
それだけでなく、今年は11月も末で霜が降りるというのに、ホダ木から今頃椎茸とナメコの可愛いのがいくつも出てきています。季節の移り変わりも少々狂っているようです。
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