カマツカ
かみさんが「林の中に白い花が沢山見える。行ってみたらカマツカだ」というので、見に行った。この時期工房周辺では、ほとんど緑一色だけど、そんな中にあって、木の白い花が目立ちます。
カマツカは、「鎌柄」の字の如く、鎌などの農具の柄に使われるようです。材が硬くて割れにくいので、樫などと同様の用途に使われます。材質的には、ナナカマドやアズキナシに似ているようです。削ってみたい気がしますが、まだまだ
家の周りに、一箇所だけカマツカの木があって、前から気になっていたのです。秋に赤い実がなっていたので葉の形とからそれと分かったのですが、花の咲く季節は鬱蒼とした木に囲まれてしまうせいか、今まで花は見たことがありませんでした。今年は満開の花が咲き誇っていて、遠目からも見て取れたのです。この木は一風変わっていて、大雪か何かで幹が途中で曲げられて、地面に接触したところで発根したらしく、そこから立ち上がっていっぱしの木になっているのです。
カマツカの周りはウバユリの畑のよう。アマガエルは鮮やかな緑の夏の装いになって大きな葉の上でのんびりしてました。
白い花といえば、今年は、カンボクの花がいっぱいです。こんなに目一杯花のつく年も珍しい。
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