11月木楽会
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今回はお盆や器の作成の予定の木楽会だったが、その前に刃物の研ぎについて話すことにした。
砥石での研ぎが基本だけど、いろいろなグラインダーも持ち寄ったものも紹介し、使ってみたりした。
大きく刃毀れしたノミは荒い砥石で、焼がなまらない程度にガンガン削って刃先を揃えることからだ。
裏が丸いようなノミは、金槌で鎬面を叩いてからダイヤモンド砥石で裏を研ぐ。裏出しである。一度やっておけば、度々やる必要はないが、なかなかしんどい作業だ。
それから、こんなグラインダーを初めて見せてもらった。
直線ガイドの上を摺動できる刃物の取り付け治具に磁石がついている。この磁石に刃物をくっつけるわけだ。取り付け治具は前後に位置を調節できるので、刃物の研ぐ角度を調節できる。あとは回転している砥石の上を滑らせるだけだ。コンパクトで使い勝手が良い。
こんなことをやっているうちに時間が過ぎてしまい、ものづくりは、作ったものの紹介だけになってしまった。
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4月にスタートした木工を楽しむ会の2回目、事前の天気予報では台風の影響で雨模様だったが、幸い曇り空でスタートした。
前回は、スツールにする脚と座板の材を丸太を割った材の中から選び、削り馬で削り始めた。木はハンノキで、生材でもあり、削りやすい。
今回は、4方転びの脚になるように、板にホゾ穴を、脚にホゾを加工する方法を検討し、持ち帰って削った座板にホゾ穴を開ける作業を行った。
転びの角度になるように傾けた机の上に板をセットし、ドリルを垂直に立てて通しの穴を開ける。クリックボールという手回しドリルを使ったり、電気ドリルを使ったり、人それぞれの方法だ。バリが出ないように台の板の上に座板を置いて加工するが、多少浮いていて若干のバリが出てしまったりは愛嬌というものか。
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