カテゴリー「家具」の146件の記事

2018/11/11

クリックボール

 椅子の木の座に丸ほぞ穴を開けるのに手回しドリルのクリックボールを使いますが、Φ30ぐらいのドリルだと度々空回りして往生していました。
 
Drill
 
クリックボールはホームセンターで買った品物で、すでに包装は破棄していたし、商品名の刻印も無いので商品名はわかりませんが、一応10ミリの六角軸の木工ドリル対応のようです。しかし、チャック部分の構造を見ると、二本爪が鰐口状に構成されていて、6.35ミリの六角軸では平行に抑えてしっかり把持するようですが、太い軸だと一部だけ咥えてしまうようです。
 
Φ30のキリは10ミリ六角軸なので、平行に咥えることが出来ず、一部を抑えることになっています。そのため、六角軸の角部分だけ力がかかり、なめてしまっているようでした。
 
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 クリックボールは二箇所で咥える構造でもあり、作りやすい簡単な設計なので、価格上やむを得ないとは思いますが、しっかりした構造の製品が見当たらず、困っていました。 思いついたのが、インパクトドライバーに鉄工ドリルをつけるアダプターがあったので、これをアダプターとして使うことです。軸が細いので、やや心細いのですが、前よりは軸を舐めてしまうことはなくなったようです。
 

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ドリルのチャックのように3点でしっかり咥えられる構造のクリックボールがあると良いのですが?
 
 

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2018/09/18

コースター

 台風の後片付けでバタバタしていましたが、概ね普通の日常生活の感じです。
 
仕事の方はというと、ガラスのコップを載せるコースターを承っていましたが、切れ切れの作業でどうにか形になりそうです。
いろいろな樹種を加工しています。
 
Coaster1
 
樹種や木目の取り方で仕上げにバラツキが出るのに苦労しますが、彫り込み部分の円形の削り跡を敢えて残しました。池の波紋の感じです。柾目の木の単調さにちょっと変化がでます。
 
Coaster2
 
 
彫り込みの粗加工のあと、彫刻刀で逆目の荒れたところを仕上げます。
そのあとのサンディングの仕上げは、はサンドペーパーを丸めたり、キャップサンダーで研いだり、スポンジ状の研磨材で研いだりですが、思いの外大変でした。
 

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ミズナラ、ケヤキ、ウォールナット、神代ニレ、サクラ、ハリエンジュ、と、塗装したのが幾つか並ぶと面白い作品になりそうです。
 
 

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2018/09/01

屋久杉?

 だいぶ昔に、屋久杉の木片だと言われて知り合いから頂いたものが、家の片隅に眠っていました。宝物でもないので、思いついて時計にしてみました。針だけをつけました。
 
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木片の履歴はわかりませんが、、、
 
 
こちらは、神代ニレがきれいだと思い、シンプルな時計に仕立ててみました。
 
Cb273_s
 
 

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2018/07/09

イチイのミニ掛け時計

 八ヶ岳クラフト市も間近で、木の葉のミニ掛け時計の製作を続けています。
本体が直径10cm弱のイチイの枝を輪切りにした時計です。
Cac267
 
 イチイは白太と赤みの対比が面白いのですが、白いマユミの木を文字と時針、分針に使って見やすくしています。イチイは日焼けで黒くなるので、後になっても見やすいように。
 秒針は木の葉の形を彫り出しています。ステップタイプのムーブメントの動きが木の葉の動きを強調します。
 イチイは比較的割れにくく、10年以上天然乾燥したものでもありますが、輪切りなので、多少割れが入ることがあります。直射日光に当てないことと、急激に乾燥する環境に置かないことが、長く同じ質感を楽しむために必要です。
 
Photo
 
 丸太の小口に当たる文字盤麺は、ノミ(彫刻刀)で彫りを入れて仕上げてあります。木目の変化も楽しんでいただけます。
 
 西の方に大きな災害をもたらした大雨も、天気予報によれば今週は落ち着きそうですね。八ヶ岳クラフト市が今週末開催ですが、今年から金・土・日の開催で、いろいろが新しい取り組みで行われるので期待しています。出展場所は決められていて、深山工房はCエリアの9の場所です。お立ち寄りください。
 
 

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2018/03/22

調理ヘラ(ターナー)

 家の周りの雪も消えて、すっかり春の気分でいたら、今朝は25cmほどの雪が積もった。
気温は割と高いので、重い湿った雪で、冬のふんわりとした雪と勝手が違って雪かきも一苦労だ。

Photo

   

それはさておき、オーダーをいただいているサクラ材の調理ヘラを何枚か加工した。サクラの木を削っていると、桜餅を思わす強い香りがプンプンと漂う。

製作の作業工程はこんな感じ。

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薄板を輪郭加工まで行ったヘラの先を薄くテーパー状にする。

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手がんなで面仕上げ。

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小さな面取りをトリマーの丸面ビットで。
オフコーポレーションで買ったビットがベアリングの保護のためか刃とベアリングの間に薄い板があって、薄い板の加工に都合が悪い。この板を取ってベアリングと刃を近づける改造をして使い勝手が良くなった。

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細部の仕上げを小南京かんなで削って完成。

 

 

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2018/03/10

仏壇

 家の周りの雪がおおかた消えたと思っていたら、夜中に雪だったようで、家の周りは真っ白。青空が出て、林の景色が眩しい。そうはいっても厳しかったこの冬の寒さはない。春の雪だ。

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仕事の方はというと、、、
 お話をいただいてから随分月日が経ってしまったのですが、やっとの事で仏壇が仕上がり、納品させていただきました。「ご本尊と位牌が入ればよいシンプルなものを」ということでしたが、仏壇というものを初めて作るので、ご要望を聞きながらも悩んだ挙句のデザインでした。

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クルミの木をベースに、ケヤキ、ナラ、クリと、木の好きだった親御さんを偲んでの材料選びです。

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設置するスペースもなるべく場所を取らないように扉は本体の側面に畳めるように、かつ金具が目立ちすぎないように特別製作の金具です。ちょっとした仏具が置けるように、引き出しの台が付いています。扉の固定には、市販のキャッチに良いものがなかったので、小さなネオジのマグネットを本体に組み込み、こちらも工房オリジナルのキャッチとしました。位置の調整がめんどうですが、金具が目立たず最近良く使います。

 

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2018/01/27

リフォームの手伝い

  調理場と居室の間仕切りをDIYされる手伝いをさせてもらいました。
ペットの出入りを防ぐために、購入のドアを取り付け、カウンターの上にアクリル板を取り付けるというものでした。

S_reform

 ドアは取り付ける空間より少し小さめなのを隙間を塞ぎ、アクリル板は梁に枠を取り付け、カウンターとではめあいにして枠で抑えることでスッキリと収まりました。
簡単そうですが、細部の詰めに手間がかかりますね。

 

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2017/12/22

収納庫

今年最後の納品に行ってきた。
断熱材を板でサンドイッチして保温するようにした3段の野菜などの収納庫です。上開きの扉をつけて、コンテナーなどを出し入れしやすいようにしたいというものです。

S

 塗装にウッドロングエコという塗料を使ったのですが、塗ることによって木によって色が大きく変わるのが興味深かった。アルカリの塗料で、木材のタンニンと反応した結果だろうか。
色合いは樹種によって異なるが、クルミやクリ、ナラ、ラワンなどが濃い色に染まるようだ。
アガチス、シナ、サクラなどはあまり大きく染まらない。

2s

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2017/12/10

クリのテーブルと椅子

 オーダーをいただいてから半年以上お待ちいただいていたテーブルと椅子を、やっと納めることが出来ました。

S_tableset
前にブログで書いたクリのテーブルとミズナラの椅子とスツールです。
椅子は、以前に他のお客さんのために製作したウィンザースタイルの椅子ですが、笠木の曲率を変えたり、脚の角度を変えたりして試作し直し、やや手間取りました。その分、座り心地やデザインも洗練されたかなと思っています。
スツールは補助的に使われるようだけれど、部屋の雰囲気にも合っていると感じました。

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2017/11/21

ウィンザーチェアー

 テーブルとのセットで作っていたウィンザーチェアーが形になったので、製作工程を紹介します。

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 材はミズナラ、笠木は樽の古材を曲げなおしたものです。樽材は柾目取りしてあるので、曲げても割れが入りにくく、適材です。ホワイトオークということでしょうか。

足や貫など棒材は、旋盤加工で南京鉋仕上げ。座板や足の丸ホゾは軸傾斜のボール盤で所定の角度に加工します。
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足は通しのホゾで、クサビ用の割りをテーブルソーで入れます。
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足まわりを組み立てて、こんな感じ。
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座板の座ぐり加工は、エグリカッターで粗取り、Photo_5

カップ型のディスクカービングのカッターで形状を整えます。Photo_6

仕上げは反り台の手鉋や槍鉋などで削ります。足のナラは素性の良い材だったのですが、座板のナラは虎斑が剥がれたり、ちょっと手ごわい材料でした。表情は面白いのですが。Photo_7

背のモジュールは、束板で笠木を支え、丸棒でサポートします。笠木の丸棒(スピンドル)のほぞ穴の角度は座板のほぞ穴との関係は現物合わせで、アダプターを噛ませた超ロングドリルで開けました。Photo_8

笠木の束板やスピンドルも割を入れ、組み上げて完成です。

 

 

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